ワイヤーカット加工部 Tさん

ここで働けることが誇り。
仕事に行きたくなる環境がある。仲間がいる。

以前は製造業の会社に就職し、ワイヤー加工と放電加工を担当。
環境がいいところで働きたいと思い、2016年にBKKに入社。入社から現在に至るまで、ワイヤーカット加工を担当。最新鋭の設備を使いこなし、日々舞い込む新素材の加工や難しい加工の依頼に、悩みながらも確実に応えている。

同じ業種からの転職だそうですが、入社を決めたきっかけを教えてください。
前職も製造業で、今と同じワイヤー加工と放電加工を担当していました。その経験が活かせると思ってBKKに入社しました。仕事内容はあまり変わらないんですけど、環境がいいところを選びたいと思っていましたね。それまでは町工場のようなところで、汗と油にまみれて働いていたので。
経験者とはいえ、入社前に不安はありませんでしたか?
前職では、自分1人がワイヤー加工を担当していて、ある意味やりたい放題でした。ただ、「自分のやり方は業界的に正しいのか?」という不安もあって。入社したらワイヤー加工の担当者がたくさんいて、それまでのやり方とのギャップはあったんですけど、すごく成長させてもらいましたね。自分がやってきたことも活かせました。
BKKの好きなところを教えてください。
本当に、仕事に行きたくなる環境で、自慢できる会社です。入社して、「自分はこの会社でこんな仕事をしているんだ」と胸を張って言えるようになりましたね。同じ方向に向かっている仲間と一緒に働けて、やりがいもあります。
どんな仕事を担当していて、やりがいを感じるのはどんな瞬間でしょう?
当社には、お客様にできない加工を頼まれる「駆け込み寺」の役割もあります。新素材の加工や難しい加工の依頼が、毎日のように舞い込んできます。そういった案件を任されて、悩みながらもなんとか、お客様が求めていた精度以上のものをつくり上げる。そのときの達成感はすごいですね。刺激的で、自分を成長させてくれる環境です。
5年後、10年後のご自身に、どんなイメージを思い描いていますか?
自分がワイヤーカットの業界に入って、10年以上になります。加工する材質もお客様が要求する精度も日に日に難しくなって、機械も年々進化してきています。ずっと同じやり方をしていたら置いていかれてしまうので、自分自身も常にアップデートしていきたいですね。変化に対応できる知識やスキルを日々身につけて、今一緒に働いている後輩やこれから入ってくる後輩に伝えていきたいですね。
入って間もないと先輩に声をかけづらいものですが、そこは心配しなくてもいいでしょうか?
教える人はたくさんいて、「背中を見て覚えろ」みたいな職人気質の人は1人もいません。みんな余裕をほどよく持って仕事をしているので、なんでも聞きやすい雰囲気だと思います。
「自分にできるのか……」と不安な方もいるかと思います。そういった方へのメッセージをお願いします。
誰だって、はじめから完璧にはできないので、あまり気張らず(笑)BKKは畑違いの業種から転職してきた未経験者がほとんどですけど、みんな時間をかけて一人前になっていきます。焦らず、安心して入ってきてもらえたらと思いますね。