ワイヤー放電加工部 Nさん

加工部門で初の女性。仕事とライフイベントを
両立させて、先例をつくりたい。

工業系の大学を卒業後、2023年にBKKに新卒入社。
創業以来、加工部門で初の女性社員。「時代とともに、会社もどんどん進化していきたい」と上司。将来の結婚、妊娠、出産を見据えて、これから入ってくる後輩のためにも、仕事との両立を叶えて先例をつくりたいと思っている。

新卒採用だそうですが、入社を決めたきっかけを教えてください。
工業系の大学出身で、教授にBKKを勧められたことをきっかけに入社を決めました。応募する前に工場見学をしたんですけど、「すごくきれいだな」と感じて。ここで働いている自分がイメージできましたね。女性でも入りやすい環境が整っていると思います。
いざ働くとなったとき、不安はありませんでしたか?
「本当に、ついていけるのかな」と思って、ものすごく不安でした。大学で放電加工について少しは学んでいたんですけど、実際に自分が働くとなると、「やっていけるのかな」と。ただ、先輩方に1から丁寧に教えてもらううちに、不安はなくなりましたね。
女性が少ない職場ですが、なじみにくいと感じることはありませんか?
大学時代も周りに女性がほとんどいなかったので、慣れてはいました。はじめのうちは正直、ちょっと話しかけづらい先輩もいたんですけど(笑)話しかけてみたら、丁寧に教えてくれました。20代から70代までいるんですけど、みなさん優しくて、年代を問わず話しやすい、悩みを打ち明けやすい空間だと思います。
やりがいを感じるのはどんな瞬間でしょう?
自分が思った通りに加工の寸法が仕上がったとき、すごく嬉しいです。
5年後、10年後のご自身に、どんなイメージを思い描いていますか?
年齢的に、結婚、妊娠、出産しているころかなと思うんですけど。そのときに、周りを頼りながらもきちんと両立できていたら、私の次の女性社員が入ってきやすいかなと。そんな将来を見据えて、加工部門で1人目の女性である自分が道をひらけるように。そのためにももっと加工の勉強をして、周りの方々に頼りつつ、やっていけたらと思っています。
現場で働くNさんの「入社してよかった」という声を聞いて、BKKへの応募を考える女性の方が今後増えるかもしれないですね。
器具の使い方をはじめ、1から全部教えてくれる会社なので、未経験の方も入ってきやすいことは間違いありません。あまり不安に思うことなく、入ってきてほしいですね。私はもともと、父がものづくりの仕事をしていて、すごく楽しそうに会社に行く姿を見ていて、「いいな」という思いがずっとありました。男性も女性も関係なく、製造業に興味がある方、「やってみたい」「何かを極めてみたい」という意気込みがある方に、門戸は開かれていると思います。